モロッコ旅行 2013 (~3日目 フェズフリー~)
3日目 朝食もやはり一流。この旅行で一番おいしい朝食だった。
朝食後は、いとおしいリアドメゾンブルーのチェックアウトをし、本来泊まる予定であるバトハホテルへ。タクシーでの移動になるかなと思ったけど、地図見たら1kmくらいだから歩いてもいけるかもと思い、荷物運びのオジサマに聴いたら「OK」とのこと。
重たいスーツケースを2つ台車に乗せて汗だくになりながら10分くらいメディナの中を徒歩で移動。
無事にバトハホテルに到着。チップは多めに払った。ありがとうポーターのオジサマ。
10:20 ホテルにすぐにチェックインできた。荷物を置いて、
いざゆかん、メディナへ。
バトハホテルは古いホテルって感じでリアドメゾンブルーと比較しては辛いものがあるが、立地は非常によい。メディナ入口まで徒歩5分だし、タクシー乗り場もすぐ近くにあるので、新市街に行くの便利。あまり施設の設備にこだわらなければよいホテルだろう。ホットシャワーはぬるいが仕方がない。
いざ、メディナへ。
観光は4日目にあるので、今回はお買い物がメイン、客引きが多いが無視。
いろんな店をみたが、ハンドメイド品は高かった。日本人プライスなのか、日本とあまり変わらない値段ではないかと思うほど。
でもデザイン性はよいので、私はクッションカバーをかった。
「ビニールのクッションカバーがいい」と私がいうと、店員は「なぜレザーじゃないんだ」とともて不思議そうにみていた。
だって、革だと日本に持って帰ったらくさくなるし。。。
ハブーシュにしても「ビニール製をみせよ!」とこちらが要求するため「うちにはビニール製はない。なぜ革の産地なのにビニールをほしがるの」といわれることも。
挙句の果てに。ハンドメイドの店なのに「マシンで書いた陶器がほしい」とかわがまま言いたい放題であった。実際マシンで書いた陶器も結構取り扱いもあり値段もハンドメイドに比べては安かった。
ただ、一番苦戦したのが値段交渉。
初めに言ってくる値段がすでに高い。そのお値段、日本よりも高いんですけど、、、って感じなほどに。
おそらく、これは私の推測だが、
1年前は円安だったため1DHが8円で、現在は1DHが12.5円
そのため、たとえば、じゅうたんがほしいと思ったとき、相手が「1000DH」といった場合、
1年前は8000円、でも今は12500円。そうなると、「8000円なら買ってもいいけど、12500円出してまでかう価値はないかな」と思い結局買わない。
きっと、向こうからすれば、なぜ買わないと思うだろう。
あと、ユーロも当時はユーロ高だから、フランス人は1000DHでもかえるんだろうなと思った。
わずかこの一年で円高から円安になったので、今まで日本人で売れていた値段は、今の日本人にとっては高く感じてしまう。
そのため、相手はきっとこんな事情は知らないため、値下げ交渉にあまり乗らない。だって、一年前まではその値段でうれていたであろうし、また別に売れなくてもヨーロピアンなら売れるしといったところだろうか。
「フェズでは買い物はあまり楽しくなかった」と友人はグチをこぼしていた(マラケシュのほうがまだ値下げ交渉に応じてくれて買い物はマラケシュのほうが楽しいという印象)。
ちなみに、私の場合のお買い物仕方は「予算200DHで服がほしいんだけど」と最初から値段をいってその値段以上では絶対買わない。向こうも普段50-100DHで売っているような商品を200DHで売れるのだから、案外いろんな商品をみせてくれて気に入ったものをかった。
自分が200Dhだしてもいいやと思える商品であれば、買い物も楽しめるだろう。